「微笑みの貴公子」にメロメロ・・・、なのである。
といっても、「ヨン様」こと、ペ・ヨンジュン氏ではない。
「新撰組!」の山南敬助こと、堺雅人氏にである。
正直、「新撰組!」には期待していなかったんですよね。 事実、最初の方はつまらなかったし。
Don Doco Donの山口智充(以下「グッさん」)が演じる、永倉新八初登場の回では、永倉が年齢を「18歳」と答えるものだから、
「富井さんかよっ!!!」と思わずツッコんでしまったりするわけです。
(※富井さん:CX系「ワンナイ」のコントに登場する、グッさん演じるホスト。明らかにオッサンにも関わらず、「自分、年はハタチっす!!」と言う。)
その程度のレベルだったので、私の楽しみはオダギリジョー×斎藤一という、好きな俳優が好きな役を演じているという一点のみでした。
(ちなみに、私の中の斎藤一のイメージは、まんま「るろ剣」(笑))
しかし、山南敬助登場から全てが変わったんです。
そりゃまあ、「山南敬助とか芹沢鴨が出てくるあたりから新撰組の話が面白くなってくるから当然じゃないの?」と言われれば、それまでなんですけど・・・。
とにかくタマらないのですよ。
細身で眉目秀麗、優男でありながら剣の達人という時点で、私のストライクゾーンど真ん中ではあるんですけど、
最大の武器は笑顔なんですよ。
静かにたたえる菩薩のような微笑み。
何と言うか・・・・・・
輝いているんですね。
とにかく輝いているんですよ。
大河ドラマなのに、背景にお蝶婦人ばりのキラキラを入れても許される、みたいな。
あの微笑みに骨抜きにされた御婦人は相当数いると思います。 私もメロメロです。
もう山南さんは死んでしまったので、回想シーンしか出てこないんですけど、未だに回想シーンであの笑顔が出てくると腰砕けです、私(笑)
山南さんとか「ハチクロ」の野宮さんとかウチの元婦長(「元」ってのが重要!)に共通して言えることなんですけど、
笑顔があまりに素晴らしくて、笑顔でゴリ押しされると相手も何故か許してしまうような人って憧れてしまいます。
私もああいう人間になりたい。
そう思って鏡の前で微笑んでみる。
なんか思いっきり邪悪なモノが映っているんですけど・・・。
やっぱり、心を入れ替えることから始めなきゃいけないのね...orz